今年の年末年始旅行は「バケーションレンタル」にする?

家の持ち主が留守のあいだ、自宅や空き部屋を旅行者に貸し出すバケーションレンタル。アメリカで、そういった物件を仲介するウェブサイトが人気を集め、日本でも認知度が高まりつつあります。最近では、アーティスト専用や高級物件専用など、さらにサービスの細分化が進んでいます。ニューヨークにオフィスを構える 「Kid&Coe(キッド・アンド・コー)」は、子連れの家族用の物件のみを仲介。レンタルできる宿は、アジアや欧米、世界にまたがっています。観光ガイドには載っていない、ひと味違った旅をしたいファミリーにおすすめのウェブサイトです。

子連れでもゆったりとした旅を楽しめる

子供連れの旅の定番というと、娯楽設備の整ったリゾート地や、アミューズメントパーク近郊。もちろんそれも楽しいけれど、ホテルの部屋には、子供用の簡易ベッドが押し込められ、床は荷物で占領されて、窮屈さを感じたこともあるのではないでしょうか。もし海外へ旅行するなら、もっとリラックスして、欧米やアジアで異国情緒を満喫してみたい、というご両親も多いかもしれませんね。そのような要望に応えられるのが「キッド・アンド・コー」です。ウェブサイト上で、自分の行きたい場所と日程を選ぶと、宿泊可能な物件の写真と宿泊料金のリストが表示されます。多くの物件が地元住民所有であるため、ホテルとは違ってそれぞれの部屋に個性や生活感があり、その国の人の暮らしぶりを垣間見ているような気分になれます。ホテルより広く、子供部屋があり、おもちゃが置いてあるなど、キッズフレンドリーな物件ばかり。キッチンも使用できるので、外食に疲れたら、近所のスーパーマーケットで買物をして自炊をすることも可能です。

家の持ち主からの旅のアドバイスも

支払いはウェブサイトを通して行い、家の鍵の受け渡しは、管理人などから当日受け取るので、家主と実際に会うことは、ほとんどありません。ですが、キッズフレンドリーな部屋の家主は、やはり小さな子供がいる場合が多いようです。「キッド・アンド・コー」は、その地域の家主らから集めた情報をまとめて、予約が完了した家族にガイドとして渡しています。例えば、子連れでも楽しめるおいしいレストラン、子供が遊べる近所の公園など、地元の人ならではの視点で、おすすめスポットを教えてくれます。ホテルよりもアットホームな雰囲気で、まるでその街で暮らすように、旅を楽しむことができるのです。

アムステルダムでの体験談

イギリスの「ガーディアン」誌に掲載された、実際に「キッド・アンド・コー」を利用した家族の体験談を見てみましょう。5歳の子供がいるその家族は、オランダのアムステルダムにある物件に宿泊しました。アムステルダム国立美術館から徒歩圏内という最高の立地。清潔感があるウッドフロアとスタイリッシュなデザインで、地下に子供用の遊び部屋までありました。リビングには小さなブランコもあり、子供も両親も、とても快適に過ごせたと語っています。家主は、町の地図やおすすめの遊び場などを記したメモを残してくれていたうえに、カーゴバイク(子供を乗せるカゴのついた自転車)も使わせてくれたそうです。この家族にとって、今までで一番リラックスできた子連れ旅行になったと振り返っています。ちなみにこの物件の料金は、人数に関係なく一泊で約4万2千円。市内の有名ホテルのダブルルームとほぼと同程度の料金でした。 現在利用可能なアムステルダムの物件は、キッド・アンド・コーのウェブサイトで見ることができます。

自分たちで楽しみを見つける旅

こうしたサービスを利用する場合は、ツアーのように決められた日程がありません。だからこそ、家族で相談しながら、じっくり旅を計画して、自分たち流の楽しみを見つける旅ができるのです。いつもの変わり映えしない子供連れの旅に飽きたら、こうしたサービスの利用も考えてみてはいかがでしょう。

 

参考: