米・フォーシーズンズホテルのキッズメニューがすごい!

子連れで旅行に出かけるとき、宿泊するホテルがキッズフレンドリーかどうかは重要なポイントになりますよね。特に料理ができない旅先では、食事については気を使うことが多いと思います。とはいっても、子供中心に考えすぎると、大人は料理をゆっくり味わえないということも多いでしょう。そのようなニーズに応えるため、高級ホテルチェーン「フォーシーズンズ」は、子供も親も満足できるキッズフレンドリーメニューや、食育に関するイベントといったサービスを提供しています。

大人も食べたくなるグルメでヘルシーなメニュー

アメリカのシアトルにあるフォーシーズンズのレストラン「ART(アート)」は、シーフード系メニューに定評のあるトップレストラン。アメリカでの一般的なキッズメニューは、ハンバーガーやホットドッグなど、普段よく目にする人気メニューの食べ物を小さめのサイズにしたものが主流ですが、このレストラン「ART(アート)」では、キッズメニューもグルメ志向です。例えば、グリルサーモンの野菜のソテーと玄米添えは、栄養バランスを考慮しているうえに、アジア風の味付けが大人でも食欲をそそる一品。定番のチーズサンドウィッチもひと味違っていて、ホテルの近くにあるチーズショップで手作りされたチェダーチーズを使用した本格派です。また、小麦アレルギーのある子供のためには、グルテンフリーのメニューも用意するなど、グルメかつ健康志向のファミリーに対応できるメニューとなっています。

地元産の食材を使う「ファーム・トゥ・テーブル」

欧米の食の現場では、「Farm to Table(ファーム・トゥ・テーブル)」といって、自家菜園や地元の農場から調達した食材を使い、サステイナブルな食を楽しむというコンセプトが流行しています。イギリスのハンプシャーにあるフォーシーズンズ内のフレンチレストランでも、そのコンセプトを取り入れたメニューを提供。シェフは、ホテルが所有する農場で、リンゴや西洋梨の生産やハーブ栽培などの監修も務める徹底ぶりです。もちろん、キッズメニューも充実しています。子供用のメニューは「5歳〜12歳の子供」「5歳以下の子供」「幼児」の3種類のカテゴリーに分けられています。5歳〜12歳の子供には、フィレステーキやグリルチキン、幼児用には、トマトスープ、マッシュした野菜など、どの年齢の子供がいる家族でも食事を楽しめるようになっています。日曜日のランチでは、キッズ用ビュッフェまで用意しているそうです。

食育につながる料理イベントも開催

カリフォルニア州のウェストレイクビレッジのフォーシーズンズでは、健康的な食生活を推進する研究機関と提携し、食育につながるイベントを開催しています。ホテル内のイタリアンレストランでは、土曜日の夕方から釜焼ピザの料理教室が開かれています。昨年から週末の夜には、3歳〜8歳の子供に向けて、料理体験などの食育につながるアクティビティの後に、おいしく栄養バランスのとれた料理を提供する取り組みも始まりました 。こうしたイベントでは、監視役のスタッフがいるため、両親は子供を安心して預けられ、大人だけでゆっくりと食事に出かけられることも魅力。また、予約をした宿泊客は、近隣の有機農場で自分たちの朝食のための野菜を収穫でき、その際に有機栽培について学ぶことができる、というサービスも人気となっています。

キッズメニューから食の大切さを学ぶ

健康的な食生活や、食の安全性にこだわりを持つ親が増え、子供のためにも、大人同様の高品質なメニューを提供するようなサービスが求められています。こうした流れを受け、多くのホテルやレストランは、グルメ志向でありながら栄養バランスを考慮したキッズメニューを取り入れるようになってきています。さらに、これからのキッズメニューは、こうしたおいしい料理の食材はどこから来たのか、それがシェフの手によってどのように調理されているのかなどを子供に学ばせる役目も担っていくのかもしれません。

 

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