子どもの個性に合ったオモチャ選びとは?

日本でも有名なドイツのシュタイナー教育。神秘思想家のルドルフ・シュタイナーが提唱したとあって、そのユニークな教育理論は世界中で注目されています。そのなかでも特徴的なのが、子供の“気質”を4つに分類し、その気質に合った対応をするというもの。この方法で育てられた子供は、人間関係に振り回されず、自分の人生に自信を持った生き方ができるといいます。今回は、ドイツ「シュタイナー教育」の理論をヒントに、子供の個性に合ったおもちゃ選びを考えてみましょう。

子供の4つの気質とは?

人間は、生まれながらにして4つの気質を持ち合わせて生まれてくるそうです。この気質の占める割合が人それぞれ違うため、それが個性となります。ですから、「この子は、どの気質が強いのか?」ということをあらかじめ知ることで、より良い教育指針を見出そうというわけです。では、その“4つの気質”とは、どんなものでしょう?

  • 積極性はあるけれど、怒りっぽい【胆汁質】
  • 朗らかだけど、あきっぽい【多血質】
  • 真面目だけど、落ち込みやすい【憂鬱質】
  • 穏やかだけど、少し消極的【粘液質】

私たち大人も心当たりのある気質ばかりですね。つまりシュタイナー教育では、子供たちに自分のなかにある気質の偏りを気づかせ、それをコントロールする方法を学ばせていくのです。

“星占い”による分類にも類似性が!?

シュタイナー教育と同じく、西洋古来の智恵から生まれた西洋占星術。日本では、“星占い”として有名ですが、これは、太陽星座(生まれたときに太陽がどの星座の位置にあったかを示す)を基本にしたもの。これとは別の「月星座」は、生まれたときに月がどの星座の位置にあったかを示し、これによって幼児期(0~7歳まで)の気質を分類するという方法があるそうです。(※興味がある方は、「母子占星術」を考案された朝風かおる先生のこちらのサイトで月星座をお調べください。例えば、2014年12月25日午前8時に生まれた赤ちゃんは、太陽星座は山羊座ですが、月星座は水瓶座になります)。

  • 【火の月星座:牡羊座、獅子座、射手座】行動力があるが、せっかち
  • 【風の月星座:双子座、天秤座、水瓶座】コミュニケーション上手だが、気が変わりやすい
  • 【地の月星座:牡牛座、乙女座、山羊座】実直だが、こだわりが強い
  • 【水の月星座:蟹座、蠍座、魚座】心優しいが、流動的・情緒的

ご覧の通り、シュタイナー教育による気質の分類となんだか似ている気がしませんか?

子供の個性に合わせたおもちゃ選び

では、この4つの気質を踏まえて、子供の“長所を伸ばす”おもちゃを考えてみましょう。

胆汁質や火の月星座

性別問わず、運動が得意で、活発な子供が多い傾向。ジッとしているとストレスがたまり、それがイライラ感につながってしまうことも。身体を動かせるアクティブなおもちゃがおすすめです。

例:ミニサイクルやスポーツ関連のおもちゃなど

多血質や風の月星座

コミュニケーション能力が高く、頭の回転が速い子供が多い傾向。知的好奇心が強いので、目新しいテクノロジー系おもちゃにも興味津々! 飽きさせないことがポイントです。

例:パズルゲームやクイズゲームなど

憂鬱質や地の月星座

本物志向で、五感の発達した子供が多い傾向。優しい温もりを感じさせる手触りの良いおもちゃや、作りの精巧なものなど、“逸品”おもちゃを選んであげれば永く愛用してくれるはずです。

例:天然木を使用したおもちゃや本物をリアルに再現したジオラマなど

粘液質や水の月星座

想像力がとても豊かで、なんにでも感情移入する繊細な子供が多い傾向。心をより豊かにしてくれるような“物語性”のあるおもちゃが、アーティスティックな才能を引き出してくれるかもしれません。

例:心の温もりが伝わるストーリーの絵本やドールハウスなど

まとめ

いかがでしたか? 一番大切なのは、こういった考え方や教育理論のなかから、子供の個性により深くアプローチするための“ヒント”を見つけ出すことではないでしょうか。その視点が、子供の才能を大きく開花させるきっかけとなるのかもしれませんね。

 

参考: