ニューヨークで一番ホットなダンスイベントは子供向け!?

鳴り響くエレクトロミュージック、ネオンがきらめくダンスフロア、賑わうバーカウンター、今ニューヨークで話題のダンスパーティーイベント「サーキッズ(Cirkiz)」は、新世代の若者たちで超満員。その若者とは、6歳から12歳までの子供たち。なんとDJは、8歳の男の子です。イベント会場は、本来大人のためのダンスクラブですが、月に一度、営業をしていない日曜の午後に、子供向けのダンスパーティーの場になるのです。今回は、大人顔負けのノリでダンスを楽しむ、都会派キッズのトレンドをお伝えします。

高まる子供のDJ教室ブーム

ニューヨークでは、このダンスイベントに先駆けて、子供のためのDJ教室が人気を集め、全米に広がる勢いを見せています。小さな子供は、リズミカルな音楽を聞くと自然に体を揺らして踊りだします。クラシック音楽を本格的に習うには早すぎるような子供でも、ダンスミュージックを聞けば、リズムに乗りながら、DJミキサーのノズルを回し、ボタンを押して遊び始めます。そうして、音楽がミックスされていく感覚を学びとるそうです。子供たちが盛り上がってくると、DJ教室は、たちまちダンスパーティーに早変わりしてしまうのです。

かっこよさと楽しさが詰まった異空間

そして昨年、ダンスパーティーイベント「サーキッズ(CirKiz)」が誕生。参加者は、一人につき20ドル(約2,300円)のチケットを、事前予約し購入します。子供は保護者同伴、大人は子供同伴でなければ入場できません。開催時間は午後1時から午後5時。毎回、300人以上の参加者で大盛況です。

明かりを落とした会場は、音楽の渦に包まれ、幅30メートルのLEDスクリーンが、カラフルなネオンを発しています。DJブースでは、今話題のDJ教室が開かれ、ダンスフロアでは、ロボットの格好をしたキャラクターが登場。スチームの噴射で熱気は最高潮に。プロのダンスチームがパフォーマンスを披露し、ダンスレッスンを行います。フロア脇には、ボディペインティングや、オリジナルのブレスレット作りを楽しめる創作コーナーもあって、見どころ満載。 イベントを通して色んな体験ができるようになっています。

親も安心して楽しめる

保護者にとっては、予約客しか入れないので、不審者の心配もなく、安心して子供を遊ばせることができます。また、成長につれて、子供は背伸びをしたがる傾向にあります。近所の公園で遊ぶだけでは、物足りないという子供も多いでしょう。安全な環境の中で、子供が大人っぽい雰囲気も味わうことができるイベントというのは、親にとってかなり貴重だと言えます。しかも、 大人はバーカウンターでお酒も注文できるようになっており、親同士の交遊を兼ねて軽く一杯を楽しめる、うれしい特典まで付いたイベントなのです。

体全体でインスピレーションを感じるイベント

イベントの主催者はこう語ります。「私たちの目的は、子供がアーティスティックなものに対する関心を高めることができるよう、インスピレーションを与えることです。感性を刺激する環境に子供を置くことで、クリエイティブな精神を培っていけるのです。」

この会場の中では、子供たちは、テレビやコンピューターゲームなどから離れて、音楽とダンスを楽しみ、DJやダンスステップを習いながら 、大きな声で笑ったり騒いだりしています。普段とは全く異なる空間だからこそ、子供たちが、思いっきり羽を伸ばして、 体中で喜びを表現することができるのでしょう。

子供と親、両方のニーズに応えるこのクールなダンスパーティーイベント、人気はしばらく衰えそうにありません。

 

参考:

This Company Opens Top New York Clubs To 6-Year-Olds

cirkiz

Toddlers Taking a Spin on the DJ Turntable - ABC News